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情報のサービス化

音羽電機工業株式会社様 落雷調査報告書発行システム


音羽電機工業株式会社 雷テクノロジセンター
音羽電機工業株式会社 雷テクノロジセンター

雷の困りごとを解決する、雷のスペシャリスト

音羽電機工業株式会社は、「雷の困りごと」を解決する会社です。
雷対策をするための製品の設計、製造、販売、雷対策提案を行っています。

雷対策というと多くの方が避雷針をイメージされるのではないでしょうか。
「避雷針があれば大丈夫」と一般的には思われていますが、避雷針は建物を保護するものであって、電子・電気機器を保護するものではありません。我々のメインの商材は、雷の異常な電圧を抑制して、電子・電気機器を雷から保護する装置(避雷器)です。
当社の製品が数十年に渡って縁の下の力持ち的な存在として、電力、鉄道、通信、インフラの保護など、様々な場面で社会を支えています。

(右)音羽電機工業株式会社 雷コンサルティング部 担当部長 工藤 剛史氏(左)雷コンサルティング部 担当 塩田 雷氏(右)音羽電機工業株式会社 雷コンサルティング部 担当部長 工藤 剛史氏
(左)雷コンサルティング部 担当 塩田 雷氏

「情報サービス」 への挑戦

メーカーである我々のベースは「ものづくり」です。
ですが、顧客ニーズが多様化し、ものづくり以上のことが求められるこのご時世の中で、社内でも将来的には情報を扱う新サービスに取り組んで行くべきという意識が高まりはじめていました。

そんな中で、気象庁から雷の落雷データを購入することが可能になりました。
これが一つのきっかけとなり、情報のサービス化を実現させたいという機運が高まりました。そして、落雷データを活用した落雷調査報告書のシステム導入のプロジェクトが動き出しました。

ですが、当社にはデータ処理やシステムに関する専門的な知識が少なく、自社で開発するとなると、実際にサービス提供できるまでに相当な時間と余分な工数がかかってしまいます。 そういうことで、システム屋さんを探していました。
そんな折に、吉田(音羽電機工業 取締役社長)と鈴木社長(鈴木商店 代表取締役社長)が話をする機会が偶然あって、鈴木社長から提案をいただき話が進んでいきました。

今まで「ものづくり」をベースにビジネスをしてきた我々にとって、情報サービスの提供を目指したこの落雷情調査告書のシステム導入は、とても新しいチャレンジでした。

新サービスの道を切り開く

情報のサービス化は我々にとって新しい挑戦でしたので、プロジェクトを「切り開く」最初の段階は大変でした。(笑)

技術者たちの大半は、電気電子工学などに関しては大変高い専門性を持っているのですが、データをどう処理するのかという分野においては弱い。
新しいシステムに対して「確かにそういった物があったらいいな」とは皆思うのですが、概念だけではシステムの有益性や必要性を実感するまでは繋がりませんでした。営業や技術者たちが実感できるところまで落とさないと、次の意見が出せないし、新しいアイデアも出てきません。
ですので、「こうなって、こういう事ができたら、こういった新しいことがみえませんか?」という事をイメージ図などで提案しながら、少しづつプロジェクトを切り開いていきました。

高い複雑なデータ処理も打ち合わせを十分に行うことで、開発スピードを落とさない。
高い複雑なデータ処理も打ち合わせを十分に行うことで、
開発スピードを落とさない。

プロジェクトは事実上、社内的には私一人の企画でした。しかも他の業務もあり、兼任の中のプロジェクト進行であったので当初はとても苦労しました。
そんな状況もあって、担当の塩飽さん(鈴木商店)とは相談相手というか、色々と細かく話をしましたね。我々はイメージを出来る限り膨らまして、要望を明確に鈴木商店にお伝えすることに努めました。そして、鈴木商店さんには、我々の要望に対する実現可能性をご検討いただき、様々なご提案をしていただきました。

塩飽さんから最終的なご提案いただいた際に、ある程度自分たちの思っている事が形になりそうだという見通しがついたんです。結構早い段階で、プロジェクトが軌道に乗ったなと感じていました。 ですので、結果的にはとてもスムーズに開発を進める事ができました。リリースまでの期間も、相談を始めてから半年ほどでしたので、スピード感を持ってやれましたね。

塩田氏(左)は入社と同時にシステムの立ち上げに携わる。人材育成も積極的に行い、社内情報サービスの底上げを図っている。
塩田氏(左)は入社と同時にシステムの立ち上げに携わる。
人材育成も積極的に行い、社内情報サービスの底上げを図っている。

意識の変化

システム導入の一番の効果は、営業を中心とした、20代、30代前半の若い世代の社員たちの意識が変わってきたことです。
今までは、「物を売る」と言うことに注力していた彼らが、情報サービスをいかに広げていくかということに対してすごく興味を持って、積極的にあちこちお客さんのニーズを聞いたり、それをフィードバックしてくれるようになりました。 「こういう反応があったよ」とか、自発的に動いてくれています。
会社が少しづつ、システム導入をきっかけにして「あ、変わってきているな」というのを実感しています。

また、システム導入後こんなことがありました。
当社は学校の雷対策についてもサポートを行っているのですが、ある日、雷の接近を感知するアラームが鳴り、それに応じて先生たちが生徒さんを避難させた直後に、学校の近くで落雷が発生したんです。
この落雷データを、システムを使って報告書を作成して学校に提出したのですが、学校側がすごく反応してくれたんですね。「本当にここの近くで落雷があったんですね!」と。

落雷調査報告書で落雷があったという事実を、お客様に書面を持って認識していただけたこと。また、営業がお客様の反応を感じてその効果を実感できたこと、これは非常に大きな成果でした。

互いに専門知識を出し合いながら、複雑なシステムを実現させていく。 (右)鈴木商店 営業担当 塩飽
互いに専門知識を出し合いながら、複雑なシステムを実現させていく。
(右)鈴木商店 営業担当 塩飽

鈴木商店の印象

先ず社名がすごく印象的でした。笑

今回開発した落雷調査報告書の発行システムは、単に報告書を作成するものではなく、細かいデータが複雑に処理されています。
当たり前ですが複雑であればあるほど、ちゃんとデータに向き合わないとシステムの精度をあげる事はできません。そういったところで、今回、科学的な知見を持たれた担当者(鈴木商店 塩飽)と一緒に仕事ができたことは、我々にとっては非常に良かったです。

鈴木商店のシステム開発は、単にクラウドを扱えるとか、この言語が使えてこういったことが出来るというだけでなくて、開発に携わるエンジニアがバックボーンを生かして、彼らの知見や技術を発揮しながら開発していると感じました。

※音羽電機工業株式会社 落雷調査報告書 発行サービス 詳細。

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お客様企業情報

音羽電機工業株式会社 様
https://www.otowadenki.co.jp/

【事業内容】

・電源用避雷器、信号回線用避雷器、電話回線用避雷器、耐雷トランス等の低圧サージ対策製品の開発・製造・販売

・高圧サージ対策製品の開発・製造・販売

・その他耐雷関連製品の開発・製造・販売

・エンジニアリング事業(外部雷・内部雷保護のコンサルティング、電気工事一式および保守管理)

・高デバイス事業(各種デバイス製品の研究開発・製造・販売)

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