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DX Case
DX 事例
鈴木商店の実績について

音羽電機工業株式会社工業
雷対策製品メーカー
2017 ~
  • IT戦略
  • IT導入
  • 効果検証
  • 情報サービス

開発パートナーとして、雷対策製品メーカーの情報サービス事業に挑戦。

Before
自社の強みを生かした情報サービスを開始したいと考えていた。しかし、システム開発や運用に関する知識を持つ社員がいなかったため具体化できずにいた。
After
構想を鈴木商店がプロダクト化し、落雷情調査告書発行サービスを開始。ものづくりだけでなく「情報サービス」まで展開するメーカーに進化。

多様なニーズに応えるために、雷対策専門メーカーの新たな一歩

音羽電機工業株式会社は、日本で唯一の雷対策専門メーカーとして、これまで「ものづくり」を通じて雷に関する様々な課題を解決してきました。しかし、多岐にわたるお客様のニーズに応えるためには、「今後は情報を取り扱うサービスの展開が不可欠」と考え、その方向性を模索されていました。


そんな中で、気象庁から落雷データを購入することが可能になり、これを活用したサービスの構想を鈴木商店にご相談いただきました。

落雷位置を地図上で確認でき、保険請求にも使える落雷証明書サービス

両社でアイデアを膨らませ、具体化することで完成した「落雷調査報告書サービス」は、落雷の発生日時や発生場所などを確認できるWebサービスです。


落雷調査報告書サービスから日時、調査範囲を指定すると、AWS上に連携された気象庁のデータを元に、落雷位置を地図上で確認できます。調査範囲の中心位置から落雷位置までの距離が近い順に、最大100件の落雷データの詳細(落雷日時、落雷位置、指定場所からの距離)をまとめてPDFにして、メールで報告が可能です。


落雷は火災や水害などと比べて、損害の状況が外観からは検証しづらく、特に家電製品は故障の原因が落雷によるものかどうか、一般の人が判断することはできません。
このサービスを利用する事で落雷証明書として、保険請求に適用できます。

「あ、変わってきているな」と実感

「落雷調査報告書サービス」のローンチにより、今まで出会えなかった新たなお客様からの需要に応えるだけでなく、社員の意識にも変化が生まれました。


これまで物を売ることに注力していた営業メンバーも、情報サービスの拡大に興味を抱き、積極的に顧客のニーズを探り、フィードバックも活発になったそうです。この動きが「ものづくり」にも活かされ、システムの導入を契機にして会社全体が「あ、変わってきているな」と実感できたそうです。

音羽電機工業株式会社工業 技術本部 基盤研究グループ
工藤 剛史 氏
まず、鈴木商店さんって言う名前が引っかかりますよね。笑 やっぱり、単なるクラウドを扱えるとか、このプログラム言語を扱えてこういったことができる、ということではなくて、私達の専門性を理解し取り組んでもらえたのが有り難かったです。 例えば仕様を作る時に「データをこう処理する方が精度が良い」とか「この場合どういう欠点がある」という、細かい話ってちゃんと向き合わないと出てこないんですよね。 そういった事ができる会社さんと一緒に仕事ができたと言うのが我々としては非常によかったです。
音羽電機工業株式会社工業
工藤 剛史 / 浅野 浩司
株式会社鈴木商店
泉 ディディルンビディ / 鎌倉 秀輝 / 坂戸 克匡 / 篤山 大地 / 前村 克樹

DXはしていきたい。だけど、何から手をつければいいのかわからない💭。誰に聞くべきなのかもわからない💭。そんな経営者ご担当者は、ぜひ一度お気軽にご連絡ください。話をたくさん伺い一緒に悩むところからまずは始めてみませんか?🙋‍♂️。